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アークサンLEDパフォーマンスアイテム独自開発の紹介2020年3月

『お昼でもLEDパフォーマンスできますか』

『舞台照明ナシで明るいLEDパフォーマンスできますか』

アークサンでは日々、クライアント様からいただく無茶(?)なリクエストにも答えられるべくLEDアイテムやLED照明機材の独自開発に力を入れています。

現時点(2020年3月)までに開発したアイテムを一挙ご紹介します。


イベントパフォーマーズでは光を操るパフォーマンスのプロチーム「アークサン」の運営をはじめ、一流ホテルでのディナーショー、豪華客船、アーティストライブ、国体オープニングや1万人規模の記念式典などでパフォーマンスをしております。

【目次】

  1. 「2019年」の開発アイテム
  2. 「2020年」の開発アイテム
  3. 実際のLEDパフォーマンス映像
  4. 今後の取り組み
  5. LEDアイテム開発の想い(編集後記)

1. 「2019年」の開発アイテム

昨年(2019年4月)に記載した記事はこちら。

アークサンLEDパフォーマンスアイテム独自開発の紹介2019年4月

2.「2020年」の開発アイテム

こちらが〜2020年3月にアークサンで開発したLEDアイテム。全て音楽と連動させるプログラムを組んでいます。

  1. 新LED和傘
  2. 新LED提灯
  3. 新LEDイシス
  4. LEDスカート(光が流れる)
  5. LED扇子(和)
  6. LEDビカビカパイプ
  7. 3股LEDパイプ(光が流れる)
  8. LEDスティック(光が流れる)
  9. ハンドレーザー(改造)
  10. LEDディアボロ(改良)

2-1. 2-2. 新LED和傘、新LED提灯

まずは昨年の2019年3月時点でも使っていたLEDの和傘と提灯を更に改良しました。

  • 和傘は専用のプログラムを組んでLEDの光が流れるように(更に傘として折り畳めるようにして舞台袖での扱いや持ち運びが楽に。組み立て時間を2分→15秒に)
  • 提灯はLEDの輝度を約3倍に(更に強度UPと1つ1つの組み立ての時間を5分→30秒に)

和傘と提灯の演目映像はこちら

LED和傘とLED提灯のオープニング映像

2-3. 新LEDイシス

2019年3月時点でも非常に高輝度であったものの単純な決まったパターンしか光らせることができなかったLEDイシス。構造を1から作り直して音楽と連動して流れるように光らせることができるようになりました。

舞台に登場するとお客さまから「おおぉー!」と歓声が上がるLEDの衣装です。

女性ダンサーのために生まれたプログラム式高輝度イシス(羽)の衣装

2-4. LEDスカート(光が流れる)

こちらは女性ダンサーのために制作した流れるLEDのスカート。音楽に連動して光が流れるプログラムを組んでいます。

衣装が光ることでさらに華やかな演出になりました。

2-5. LED扇子(和)

こちらもアークサンで独自に開発したLED扇子。流れるLEDプログラムを仕込んだ高輝度タイプのとても明るく光る扇子です。

2-6. 2-7. 2-8. 2-9. 2-10. LEDビカビカパイプ、3股LEDパイプ(光が流れる)、LEDスティック(光が流れる)、ハンドレーザー(改造)、LEDディアボロ

ここからはまとめてご紹介。冒頭にあった、「お昼間」でもLEDパフォーマンスができるように輝度の高いLED機材(バッテリー式)を制作しました。

LEDビカビカパイプ床置きのパイプ型LED

これまでの床置きのLED機材(ゼブラポイ)では、輝度も高さもなくアクセサリー程度のアイテムでした。輝度と高さを出すことで舞台照明にも負けないくらいの明るさを軽量かつバッテリー式で配置することができるようになりました。

もちろん音楽とパフォーマンスに連動させて光をプログラムしています。

3股LEDパイプ(光が流れる)

見たまんまのネーミングセンスでメンバーから命名されました。自立式の高さと安定感を備えて、流れるLEDプログラムを組んでおり舞台を彩ます。

LEDスティック(光が流れる)

上の3股LEDの一本。ベリーダンサーが使うアサイという棒状のアイテムイメージしてLED改造。パイプの中にLED・基板・小型のバッテリーなど仕込んでおり制作難度はやや高め。

ハンドレーザー(改造)

市販のハンドレーザーでは輝度が足りず物足りない印象だったため高輝度に改造したもの。

LEDディアボロ(改良)

アークサン独自に開発した世界初のプログラム式LEDディアボロ。重たい、安定感がない(ブレる)など演者からの苦情が多く改良。軽量化と安定化を同時に実現

3. 実際のLEDパフォーマンス映像

まずはこちらのお昼のLEDパフォーマンスショーでのハイライト映像(1分20秒)をご覧ください。

今回の25分の通しの演目構成はこちら。

(1) 20分のLEDパフォーマンス

 LED和傘&提灯、グラフィックポイ、LEDディアボロ&扇子、ハンドレーザー、LEDフープ、LEDイシス(女性ダンサー羽)

(2) 5分のシャボン玉パフォーマンス

この映像は2020年2月に四国のボートレース場のイベント会場でのパフォーマンス映像になります。

冒頭にもあった「お昼のLEDパフォーマンス」を実際に行ったものです。

ありがたいことに半年以上前からLED出演の話が決まっていたけれども、クライアントの希望は夜ではなくお昼のステージでLEDパフォーマンスでした。

お昼のLEDパフォーマンスはほとんど実績がなかったため当初出演を断ることも考えました。しかし、お客さまの熱い要望もあり、できるかぎりの希望に応えられるようにと新たな開発がスタートしました。

結果として、

  • LED輝度の高さ(非常に明るい)
  • 準備と片付けにほとんど時間のかからない

という他のホテル出演ステージでも喜んでもらえる多数のアイテムが完成しました。

4. 今後の取り組み

アークサンでは更なるパフォーマンスの向上にむけて日々、新たなLEDアイテムの開発に取り組んでいます。

5.LEDアイテム開発の想い(編集後記)

はじまりはお客様からの一言。

「暗いね。もう少し明るいショーにならないの?」

決して安くはないLEDのアイテムや機材を海外から取り寄せ、自信満々で迎えたショーで頂いたこの言葉。当時はなかなかショックで心につき刺さった。さらに重ねて、

「個性がないね」

と追加でダメ出し。今思うと、ここがアークサンとしての転機でした。市販のLEDアイテムでは輝度も足りない、個性もない。ありきたりなショーしかできない・・・

せっかくなら今までにないモノを光らせてみようということでアークサンのLEDアイテムの独自開発が始まる。

はじめは失敗続きで、試作品を作っては壊れ、また作っては壊れを繰り返した。いろいろな電子基板も試し、何十枚と焼け焦がした(スイッチを入れると同時に煙が上がったものも数知れず)

それでも作り続けたからこそ、ようやくショーで使えるものがカタチになってきた。

見たことのないLEDアイテム、パフォーマンスにお客さんの反応も明らかに変わった。

結果として贔屓にしてくださるクライアントにも喜んでもらえることになりより多くの問合せを頂けるようになった。

「この明るさで本当に舞台の電源用意しなくていいの?」

「舞台上の準備や片付けが早くて、式の合間に余興として使いやすい」

などのお褒めの言葉を頂けるようになったのはとても嬉しい。

次はLEDフラッグ(旗)作って!となかなか無茶な注文もいくつかきているが、はてさて・・・

※2020年夏、ご要望にこたえてLEDフラッグ作りました!

まとめ

アークサンではすべて電源を必要としないバッテリー式のLEDアイテムと機材のみで『高輝度』の光を操るエンターテイメントをご用意しております。映像の中では、動画編集による明るさの加工ではなく、通常のカメラ設定でも「白飛び」するほどの眩しい輝度を有しています。

機材は全てバッテリー式のため、電源などの配線準備が不要で、舞台上の「準備・片付け」ともに非常にスムーズです。

(特にイベント業者さま、クライアントさまにもとても好評です)

安全かつ完成度の高いLEDパフォーマンスを幅広いお客様のニーズに合わせてご提供させていただいております。「企業パーティー」や「式典のオープニングアクト」「インバウンド向け演出」などお気軽にお問い合わせください。


記)アークサン代表山口 (プロフィール@jugglercocoa)

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ヒルトン大阪での和装LEDパフォーマンスの集合写真

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