「パフォーマンスの知識全般」カテゴリーアーカイブ

キッズパークでのピエロ演出

この週末は福井県敦賀市のキッズパークつるが1周年記念イベントでのピエロの大道芸でした。

こちらがショーの様子

バルーンアートや水晶玉、バランス芸はもちろん、ハイレベルなジャグリングまで軽々とこなす多才なピエロです。

フィナーレはプログラムを組んだLEDの武幻(buugeng)やゼブラポイ、ビジュアルポイまで器用に操ります。


ショーのあとの様子

子供たちと一緒に館内でイベントを楽しんでいますね。どこへ行ってもピエロは人気です!

これは「スーパーコクーン」という、日本最大級のまゆ型ネット遊具の中で子供たちと撮った写真です。


会場のあちこちに現れて子供たちと一緒にイベントを楽しんでいます。

イベントの盛り上げ役になんでもこなすピエロはいかがでしょうか?

 

キッズパークつるが公式HPはこちら

http://kidspark-tsuruga.jp


記)山口

 

 

 

 

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ウェディング・プレミアム・バルーンアート


今回はバルーンのご紹介

結婚式のお祝いで新郎新婦の姿をモチーフにした、バルーンアートのプレゼントです。とっても可愛いですね。


ウェルカムボードの横に並んで飾っても素敵!

サイズは写真のもので新郎新婦が30~40cmくらい。大きいもので70~80cmくらいのサイズで。

テーマカラーやイメージとあわせて事前にお二人の顔写真とウェディングドレスの写真を送っていただければオリジナルで制作できちゃいます。


披露宴でのショーや、待合室でお子さまへの風船プレゼントなどもお申し付けください。


記)山口

 

 

 

 

 

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(※24時間できる限りご対応いたします)

ビジュアルポイのLEDアート写真

区民センターさんより「大ホールが偶然空いたので山口さんの方で練習会企画しませんか?」とのお電話があり1日貸切で使わせていただきました。

蓋をあけてみれば1日で100名近いジャグラーやパフォーマーが各地から集まってくれました。

舞台の上も使えたのでグラフィックポイ・ビジュアルポイ・ゼブラポイを使ってアート写真の撮影テストしてきました。(Ark Lux写真部)

まずはLEDフラフープとゼブラポイ

続いてビジュアルポイv4

ちょっと怪しい写真が撮れました

「お祝い」や

可愛いらしいハートも出てきます。

光の蝶もキレイに舞ってます。

合成CG?

違うんです。

どうやって撮ってるかって?

こうやって舞台背景の幕に隠れてビジュアルポイを回してるんですね。前の人は赤ちゃん抱っこしながら黒い帽子で手と顔を隠してます。

他にもこんな写真とか

こんなのとか(クラブ2本とゼブラポイ)

ジャグリングも少々(K8クラブ5本)

そして本日のMVP賞はこちらのワンショット

溢れんばかりのバイタリティーが伝わってきますね!

ビジュアルポイのアート撮影のご依頼はイベントパフォーマーズまで!

・・・いやいや。

こんな感じでいつも楽しく新しい技術や演出を模索しながら切磋琢磨しております。LED、ファイヤー、大道芸、マジック、バルーンなどなど幅広くご対応可能です。

パフォーマンスのご依頼心よりお待ちしております。


カメラ)ダイチ

記)山口

DSC06903~2

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http://event-performance.net/juggling/

記念イベント向けLEDパフォーマンス団体演技の1日

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関西最大規模のLEDパフォーマンスチーム「アークサン(旧アークルクス)」へのお問い合わせはこちら → 公式HP


先日、大阪のクリスタルホールにて、とある企業様のパーティーでLEDショーをして参りました。LEDパフォーマー7名によるとても華やかな演出です。

※企業様より、参加者や名前などが映らないように要請があるため一部カットして編集しております。


まずは朝の練習風景。朝の7時からスタジオで最終チェック。

会場設営中。たくさんの関係者が会場の設営にとりかかっています。

これからこの両サイドのスクリーンとスクリーンの間に舞台が出来上がります。

演者達で舞台のチェックと蓄光テープを貼っていきます。

今回使うたくさんの色が出せるLED照明機材(赤)2台とブラックライト(紫)3台。これを舞台の上と下に設置します。

配線も足をひっかけないように黒い養生テープでしっかり固定していきます。

照明テスト中。本番ではもうすこし明るい光を使います。

LED照明はパソコンでプログラムを組んで音楽に合わせて次々に色や模様を変えていきます。ブラックライトはリモコンをとりつけて遠隔操作します。

今回つかうLEDとジャグリングの道具達の一部(LEDダンサーは別室で準備中)。道具だけでも数百万円はかかってます。

あと会場入り口の受付では大道芸とマジックのウェルカムショーをしたり、歓談中は子供達にバルーンアートを作って回ったりとパフォーマー達が大活躍しています。


関西でこの規模でのLEDの団体演技に加えて、大道芸、バルーン、マジックでエンターテイメントとして、記念イベントや企業パーティーを盛り上げられるパフォーマーや団体は他にはないのではないでしょうか。

おかげさまで、すでに来年の秋期間の海外への豪華クルーズ船のお話も決まりました。(2018年10月大盛況に終演)

【LEDパフォーマンス(海外)】豪華客船ぱしふぃっくびいなす

まずは目の前の12月に色んなお仕事いただいているので、イベント規模に関わらず、1つずつ全力で取り組んで参ります!


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・LEDパフォーマンス「アークサン」 公式HP

・本番写真と資料一覧 (google photo)

https://photos.app.goo.gl/q3f7xPMSXXYZcBM79


記)山口

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機材一式

「大道芸・パフォーマンス」というと街中でひとりでパフォーマンスをするイメージが強いのではないでしょうか。実際には商業施設イベントやお祭り、ホテル・レストランなど様々な場所に呼んでいただく機会は多いのですが、屋外でパフォーマンスするときは音響一式や電源、さらには照明まで自分で用意することもあります。

今回はそんなパフォーマーが普段使っている機材一式をご紹介します。

  1. 音響
  2. マイク
  3. リモコン(音楽用)
  4. バッテリー
  5. LED照明・LED道具
  6. リモコン(LED用)

(1)音響

大道芸人・パフォーマーが必ず持っている機材のひとつが音響機材です。いわゆるスピーカー(アンプ)ですね。ステージでは大抵備え付けの音響機材があるので必要はないのですが、各種イベントで出演する際や道端の大道芸では音楽を鳴らすのに自分のアンプを使用します。

アンプの出力(音量)によってつかえる場所や会場の規模、観客の人数もかわってきます。

例えば、会議室や遊戯室くらいの小さい部屋で50名くらいの観客であればだいたい100W以下の出力でも大丈夫だと思います。体育館あるいは屋外で100名くらいの観客の場合は150~200Wはほしいところ。それ以上になると300、400Wと増えていきます。

コンセントをつなぐ電源式と、充電して使えるバッテリー式とがあり、一般にバッテリー式になると重量が10kg以上など重たいものが多いです。

後述する屋外用バッテリーをアンプにつないで使用するのがいまは主流のようです。

パフォーマンスで使いやすいアンプは家電量販店では扱いが少ないため専門のネットショップで購入することが多いです。サウンドハウスが業界では有名ですね。

私が昔から一番よく使っているのがこのアンプ(マッキー SRM150)。見た目はとてもコンパクトでカバンにも入るサイズですが、屋外の大道芸でも十分使えるほどの大音量がでます。

これに赤白端子でipodをつないで音楽を鳴らします。

(2)マイク

続いてマイク。パフォーマンスでマイクというとほとんどがピンマイクかヘッドセットになります。

写真右がヘッドセット+送信機で、左が受信機です。受信機を先程のアンプに線でつなぎます。端子はキャノンと呼ばれるマイク端子のでっかいやつです。

詳しくは別のエントリーにて。

(3)リモコン(音楽用)

パフォーマンスに欠かせないアイテムのひとつに音楽用のリモコンがあります。ipodとbluetoothでリンクすることで、手元で音楽を操作できます。

音楽の再生、一時停止、送り、音量の調整。これがあれば音響さんに音源だけ渡してあとは自分で操作できるので打合せがほとんど省略できます。

また大事なトークをするときだけ音楽のボリュームを下げたり、一瞬音楽を止めたりしてお客さんの気を引くテクニックも使えます。

(4)バッテリー

屋外で電源がないところでもアンプやマイクの電源がつかえる優れもの。私が使っているのはガンガンバッテリー。上で紹介したアンプとマイクのコンセントをさせば、これだけでショー3~4回はパフォーマンスできる優れもの。最近では更に容量が増えたスゴイバッテリーというのがパフォーマーのあいだでは主流みたいです。

このバッテリー自体は自宅のコンセントで充電できるのですが、出力は直流電源なのでバッテリー単体ではアンプ含め家電製品に使えません。(家電は交流電源です。)そこで写真右側のインバーターをつなぐことで、直流を交流に変換してくれます。コンバーターにアンプのコンセントをさしてつかいます。このコンバーターは許容電力300Wのものなので、ドライヤーなどには使えません(冷風は出るけど、温風にした瞬間に電源が落ちます)。

上のアンプ(出力150W)とヘッドセットをつないで、80%くらいの音量なら大丈夫ですが、音量をMAXにするとバッテリーが落ちたことがあります。おそらく瞬間的に300Wを越えたのでしょう。もうすこし大きいアンプを使うことを考えるとインバーターの許容電力はもっと大きいほうが良さそうです。ちなみに使用電力(W)が大きいということは、バッテリーの減りもはやいので先に書いたスゴイバッテリーなどを使うのがお勧めです。

(5)LED照明・LED道具

ここ数年でLEDライトを組み込んだジャグリング道具が増えてきました。また光る強さも明るくなったうえに、電池式→充電式となり接触不良も改善されています。

LED道具、LED照明を使ったデモ映像。

かなりキレイに光っているのが分かります。まわりで光っているのはLED照明。クラブ(ディスコ)にあるような光の演出ですね。今回使ったのはAmerican DJのmini degger lzr(写真右下)のショーモード。次回のショーではパソコンとつないでプログラムを組んだ照明を使う予定です。

(6)リモコン(LED用)

これはK8クラブ用リモコンです。

詳しくは別のエントリーにて(LEDクラブのレビューとデモ

続いてこちらはビジュアルポイ用のリモコン。

あと最近購入したこのリモコンが意外と役にたっています。

コンセント用のリモコンです。使い方は簡単でコンセントプラグとコンセントの間にこれを挟むだけ。リモコンのオン・オフでコンセントが通電したり切ったりできるアイテムです。

これがあれば舞台上にセットした機材の電源も舞台袖から操作できてとても便利です。amazonで2,000円くらい。

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以上、パフォーマンスでよく使う機材のご紹介でした。

ひとつ、最後に大事なものを忘れていました。パフォーマーの必需品のカバンですね。この中に機材一式やジャグリング道具などいろいろ入ってます。重さは30~40kgくらいになります。僕はカバンの上でバランス芸したりするので特注で頑丈なの作りました。このサイズで80,000円くらい。(アクテック社)


記)山口

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【団体演技】LEDパフォーマンス(動画2017年)

LEDを組み込んだジャグリング道具を操ったり、LEDをダンスの衣装に仕込んで舞ったりするライトパフォーマンスです。

まずはこちらの本番映像

LEDダンサーとLEDジャグリングでコラボレーションしたときの動画です。衣装にもLEDを縫い付けているのでとても華やかな演出になります。


使っているアイテムの紹介。

イシスウィングというベリーダンサーが使う羽にLEDを仕込んだもの。この羽に前方もしくは後方から様々な色や模様を出せるLEDの照明(写真右下)をさらに当てることでとてもキレイな演出ができます。

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屋外用バッテリーと組み合わせると、電源がなくてもどこでも使用することができます。


次に武幻(ブゲン)というアイテム。S字の形をした不思議な道具を操る演技です。ここにもLEDを仕込んでいます。日本ではかなり珍しい道具でちゃんと扱える人はごく僅かです。


ビジュアルポイ。いろんな文字や模様を出せる最新式のLED道具です。このときは呼んでくれたご依頼者さんの顔写真も出してます。

光る中国ゴマ(ディアボロ)は2つ。3つまで対応可能。

pod poiという光る玉にヒモがついていて両手に1つずつもって振り回す道具。5個の光るお手玉。これらは徐々に色の発光パターンが自動で変わっていきます。


今回の動画にはありませんが、他にも光るこん棒やフラフープ、光る棒(スタッフ)など様々な道具を光らせながら投げたり回したりする華やかな演出で会場をとても盛り上がります。


・人数や予算など

通常の大道芸やステージでは演者1名で喋りながら20~40分の出演をすることが多いのですが、賑やかな舞台や演出を希望されるお客さまには大人数での演出をご提案させていただいております。

LEDを使った演出は、通常の道具比べると高価なものが多く、またアイテムによっては技術的にものすごく難度が高くなることもあり、まだまだ扱えるひとが少ないパフォーマンスでもあります。

なので複数の道具を使って演出までできる団体は数少ないのが現状です。

イベントパフォーマーズでは、ご予算にあわせてLEDパフォーマンスを1~10名程度での演出までご対応できますのでぜひご相談くださいませ。詳しい内容や価格表もご用意しいおります。


記)山口

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ファイヤートーチの始め方および準備と注意事項

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先日、プロのパフォーマー仲間から相談が  あり「 ファイヤートーチやりたいけど初めてで心配だから付き合って欲しい」とのこと。さっそく近所の河原で一緒に稽古してきました。

DSC08822 ファイヤートーチとはこういう物です。鉄の棒の先端にウィックと呼ばれる専用の布を巻き付けてありここに燃料(灯油)を染み込ませて点火します。

練習場所や燃料については以下のエントリーに詳しく記載しています。

(関連記事 : 火吹きのやり方と注意事項


火のついたトーチ3本をお手玉するには、ボール3個のお手玉とクラブ3本のお手玉は余裕でできる技術が必要です。最低限、人前でノーミスで演技できるところがスタートラインだと思います。

まずは火をつけていない状態で3本お手玉してみてください。普段よく使うクラブよりも少し重たくて重心の位置も違うため回転のかかり方が違います。

先端に靴下などを被せておくのもオススメです。 理由は、ウィックに燃料(灯油)を染み込ませるとそのぶんさらに重たくなることと、落としてウィックを痛めないようにするためです。

ちなみに1度火をつけると鉄の棒の部分がススで真っ黒になるので僕は濡れたタオルやウェットティッシュで拭いたあと、ラップでくるんでその上からアルミホイルを巻いてます。ウィックの保護と灯油の匂い防止が目的です。(ラップ巻かずに車などに積むと数日間は社内に臭いが残ります)
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・燃料

燃料の種類や管理については別のエントリー(関連記事 : 火吹きのやり方と注意事項)を参考にしていただくとして基本的に灯油を使います。灯油の付け方ですが、灯油を口の広い容器に注いでそこにトーチを浸すだけです。ウィック部分だけが浸かるようにします。ウィックから空気の泡が出て来なくなるまで約3~5秒くらいが目安です。

灯油から出したらそのまま床に放置したり、いきなり火をつけてはいけません。地面にボトボト灯油を垂らしたり、そのまま投げると遠心力で灯油が飛び散ってしまいます。お客さんにも飛んでいくし自分にかかったり目に入るので危険です。

灯油を浸したら容器やバケツの上でゴム手袋をはめた手でウィックをギュッギュッっとキツく握って絞ってください。新聞紙などで握って余分な灯油を吸い込ませてる方法もあります。ただし、非常に燃えやすい新聞紙ができあがり危ないのであまりオススメはしません。

たまに大道芸人で見かけるのですが、トーチをブンブン振って地面に灯油を飛ばすのはやめてください。依頼主さんやお客さんへの印象がとても悪くなります。

・さっそくトライ

トーチを買ったらはやく火をつけて夜に投げて(お手玉して)みたいと思うでしょうがちょっと待ってください。実は夜のファイヤートーチは実はものすごく難しいのです。まずは少し明るい時間帯に火をつけてトライしましょう。僕は日の出前に河原に行ってやっていました。

たとえばファイヤーポイやファイヤースタッフなどは投げずに手に握って振り回すので暗い場所でも特段問題ないのですが、夜のファイヤートーチは格段に難度が上がります。

その理由は2つあって、1つはトーチのハンドル(手で握る部分)がほとんど見えないことと、もう1つは大きな炎が目の前を通過する恐怖です。

1つ目のハンドルが見えないことですが、夜暗い場所では火の付いているウィック側が明るすぎてその反対側のハンドル部分が影になってしまいます。なのでハンドル部分がほとんど残像にしか見えずそこを掴むには安定した3クラブの技術が不可欠なのです。

コツは、ウィックのちょうど反対側にハンドルがあるので思いきってウィック(炎)を掴みにいくつもりで手を伸ばすとウィック(炎)の後にハンドルが回転してくるのでうまくキャッチできます。

2つ目はトーチの軌道によるもので、普通のカスケードのフォームで投げると必ず顔の目の前10~20cmを大きな炎が通ります。これは頭でわかっていてもはじめは相当な恐怖を感じるものです。腰が引けたり、トーチを前に投げてしまいすぐに破綻します。

・慣れてくると?

慣れてくると僅かな残像と、なんとなくの感覚でキャッチできるようになります。そうなると火の恐怖もすこしは和らいできいてると思います。(それでも恐いものは恐いですが)

人前での演技は真っ暗な状況でもノーミスで出来るところを目指してください。

・万一のドロップに備える

まず、地面が土やアスファルトの場合は燃え続けるトーチを足元に置いても地面に燃えることはありません。芝生の場合だと炎が当たった部分は少し焦げたりほんの数秒 燃えることはありますが、燃え広がってしまうというのは見たことありません。

問題は舞台の場合。これも燃え広がるというのはなかなかないと思いますが、もしドロップして焦がしてしまうと依頼主さんや舞台の関係者に大変迷惑をかけてしまうと思います。絶対にドロップしないこと。あるいは床に防炎シートを敷くのもひとつの手です。ホームセンターなどでも売っていますね。

この防炎シートはどういう物かというと、燃えないシートではなく、あくまで炎が燃え広がらないものです。実際に火をつけたトーチを直接当ててみると5~10秒弱でシートが溶け出して穴が空きます。

ブルーシートを敷くのは危険だ、という噂をファイヤーパフォーマンス界で聞いたことがあります。これも実際に実験してみると火を当ててシートが一瞬で燃え広がるようなものではありませんが。ですが、すぐにシートが溶け出してしまいます。なので床に敷いても気休め程度にしかなりません。


・本番で準備するもの

水のはいったバケツと十分に濡らした大きめのタオルくらいは最低限用意しておきましょう。消火器もあるとお客さんや依頼主さんに安全管理をアピールできると思います。

できれば消火用の安全管理者をひとりは用意しておくことをオススメします。理由は、ショーの前後あるいは最中に道具や燃料をみておいてもらえたり、万一の火の消し残しや自分では見えないところに引火したときでもすぐに消火にかかれるようにするためです。

 

【プロが教える】火吹きのやり方と注意事項まとめ (2019年版)

「危険物取扱者・花火師(火薬)」の資格をもつファイヤーパフォーマンスのプロチーム、アークサンが火吹きについて詳しく解説します。(本記事は約4分で読めます)

【主な実績

  • ワイモバイルCMでXJAPANのToshI、吉岡里帆、新垣隆さんへの「演技指導と火吹きスタント」
  • ラルクアンシエルLIVEにてhydeさんとのファイヤーパフォーマンス共演
  • 福井国体と花火セレモニーでのオープニングアクト
  • イザナギ神宮での伝統芸能祭ファイヤーパフォーマンス出演
  • 一流ホテル屋内での花火演出

テレビCMや映画などの火吹きの撮影スタントや、火吹きの演技指導などのお問い合わせは一番下のお問い合わせフォームまでご連絡ください。

アークサンの最新LEDとファイヤーパフォーマンスの映像です。

アークサンの最新LEDとファイヤーパフォーマンスの映像

【目次】

  1. 火吹きの映像(小〜中サイズ、大サイズ)
  2. 火吹きの写真
  3. 「火吹きのやり方」本blog記事について
  4. 火吹きとは何を吹くのか?
  5. 練習方法は?
  6. 火吹きの準備
  7. 燃料の持ち運び
  8. 火を吹く手順
  9. 火を吹く向き
  10. 火を吹く場所
  11. まとめ
  12. テレビCM撮影

1.火吹きの映像(小〜中サイズ、大サイズ)

まずはこちらの火吹き映像をどうぞ(36秒)

火吹き正面映像(小〜中サイズ)

続いて(大サイズ)火吹き映像

火吹き映像(大サイズ)
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