ご依頼主さんに当日までに準備していただくこと

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ご依頼が決まったあとに依頼主さまからよくご質問いただくことがあります。それは「当日までにこちらで準備しておくものはありますか?」ということです。「極論を言うと何もご用意いただかなくてもできる限り会場を盛り上げます」という回答をすることも出来るのですが、より良いパフォーマンスとお客さまの満足のためにいつも回答させていただいていることを詳しくご紹介します。

1)パフォーマンス自体に必要な物

2)お金のやりとりで必要な物

3)観客のために必要な物

4)パフォーマーのために必要な物

これらについて1つずつお話していきます。


1)パフォーマンス自体に必要な物

  ・スピーカー、ピンマイク用の電源

  ・照明

イベントパフォーマーズで一番人気のご依頼が30分の大道芸パフォーマンス(主にジャグリング)です。このパフォーマンスで特に重要なものが音楽とマイクです。大道芸のイメージって明るい音楽に合わせて楽しく喋りながら会場が一体となって盛り上がるところですね。

音楽についてはパフォーマーが自分のスピーカーとピンマイク(ヘッドセット)を持参することがほとんどで、そのための電源コンセントをお借りしています。単に延長コードをご用意していただくこともあれば、体育館やイベント会場ではドラム式のコードが必要なこともあります。

会場の音響、あるいは音響担当(PA)さんの設備がある場合はそれをお借りすることもよくあります。特にホールやホテル、レストランなどの専用の音響設備が整っている場合はそちらを使わせてもらうのが確実で音質も最高です。プロの音響担当さんが入っている場合は音源を渡すだけで良いので安心ですね(ipodなどの操作はパフォーマーが自分でします)。マイクなどもお借りできることが多くこれも接続や混線のトラブルが少なく確実です。パフォーマーが持参するピンマイク(ヘッドセット)をつないで使わせてもらえることもよくあります。ちなみにB帯という電波を使うことがほとんどで、これを事前に音響担当さんにつたえておけば話がはやいです。このあたりはお電話やメールでの打ち合わせの際にお話しさせていただいております。

こちらが無線のヘッドセット一式

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ところで野外でのイベントの場合電源自体が用意できないことがありますね。そんな時もご安心ください。家庭用コンセント式のバッテリーを持参することも可能です。観客100~200名くらいの規模のパフォーマンスでも30分ステージを大きな音で3~4回以上は使えるバッテリーもご用意できます。

バッテリー+コンセントdsc049672

照明は効果的に使えれば演出をより良くできるものですが、これもなくても大丈夫です。スポットライトなども登場シーンや注目を集めるシーンでとても有効ですが、特別に照明を使わなくても十分に盛り上がるパフォーマンスは可能です。逆にLEDのライトパフォーマンスを行うときだけ会場の照明を暗く(暗め)にしてもらうことはあります。このあたりは会場について事前にお伝えいただければ、いろいろとご提案させていただきます。

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いろんな模様や文字が浮かぶ最新式のLEDライトパフォーマンスのデモ撮影です 。img1477098373474


2)お金のやりとりで必要な物

    ・見積書

 ・領収書

 ・請求書

こちらも極論は「なくても大丈夫です」と言いたいところですが、ここでは正式なやり方で紹介させていただきます。

まず電話やメールでの打ち合わせが終わるとご予算がきまってきます。その金額の確認の意味と、お客様の社内や団体内での予算申請(社内稟議や部内決定書、購買要求伝票)に使っていただくのが見積書ですね。必要に応じてこちらから送付させていただきます。

次に領収書だけというのが一番手間が少ないやり方ですね。当日に現金でお支払いいただく際に受け取る金額を記載した用紙にパフォーマーがサインと押印します。領収書はご依頼主さまがご用意していただけることも多いのですがこちらで用意することももちろんできます。後日郵送ということもありますね。

請求書はパフォーマンス後日に口座振込みの場合、こちらでご用意いたします。郵送させていただくことが多いです。内容は見積書と全く同じで、「見積書→請求書」と書き換えるだけですね。


3)観客のために必要な物

・座れる場所

・日陰

・空調設備

体育館などでのパフォーマンスの場合、30分~60分くらいほとんど座ったままで観覧します。座布団や季節によってはひざ掛けのようなものがあると良いですね。もちろんなくても大丈夫なのでこれは依頼主さまにお任せしています。

屋外でのパフォーマンスの場合、これもあると嬉しいのが日陰ですね。場所や時間帯の都合で難しいこともありますがご参考にしていただければと思います。パフォーマーとしては、自分は日なた(まぶしい、暑い)のはガマンできるのですかなるべく快適に見てほしいという想いでお客さんだけでも日陰で見てもらえる努力や工夫に気を使っている姿はプロ意識を感じます。

空調設備はもちろんありがたいです。エアコンの風がパフォーマンスの邪魔になりませんか?というお問い合わせをいただくこともありますがベテランになるほど風の影響の少ない道具や演技をアドリブで切り替えることもできますのでこのあたりは経験豊富なパフォーマーの腕の見せ所ですね。屋外で強風の中でもなんとか工夫して、あるいはネタや笑いに変えて盛り上げていくのがプロですね。


4)パフォーマーのために必要な物

最後にパフォーマーのために必要なもの。こちらも「なくても大丈夫です」ということも多いのですが、あるととっても嬉しいものを記載します。

・ショー前の準備時間

・控え室

・駐車場あるいは駅までの送迎

・交流の時間

イベントパフォーマーズではショーのスタート時間のだいたい1.5時間~2時間ほど前に会場に到着させていただいております。場所や音響の準備、着替えとウォーミングアップでちょうどこのくらいの時間です。少なくとも30分はあった方がよいですが、到着後すぐにショーをしてほしいと言われることも稀にあります。大変ですが出来る限りなんとかします。

控え室は着替えや本番前の準備にあるととてもありがたいです。ときどき控え室がなかったり、大部屋のこともありますがそれほど神経質にならなくても大丈夫です。逆にパフォーマーの名前がドアに書いてある控え室はちょっぴり恥ずかしいですがとても嬉しいですね。

パフォーマーは全国各地ショーをするため自動車で移動することが多く、当日は駐車場1台分ご用意いただけるとありがたいです。中には電車で移動する者もおりますので駅から遠い場合は車での送迎がとてもありがたいです。大抵は大きめのキャリーバック+αくらいの荷物です。

ときどきホテルやレストランなどのお仕事でご相談いただくのがショーの後で会場内でお客さんと一緒にお食事をいただくというもの。こちらもありがたいご提案で、時間の許す限りになりますがお客さんと和気あいあいと交流させていただいております。子供会やお祭りなどで子供たちと一緒にカレーやお弁当を食べることもあります。他にもビンゴ大会やじゃんけん大会のお手伝いをしたり、子供たちと一緒に遊んだりすることもあります。


いかがでしたでしょうか、パフォーマーを呼ぶ機会というのはなかなか少ないなかでお客様が疑問に思ったりご相談をうけることをまとめてみました。私自身がパフォーマーであり、調整役をしていることから両者の視点でいろいろ書いてみました。

以上の内容は、どれも予算内での対応になりますので後から追加で請求がいくなんてことはありません。

まとめると、

・なにも準備がないところでもパフォーマンスは可能

・音響とマイク、照明、お金関係の書面、見る場所や環境、控え室などご準備できる範囲で、あればあるほど良い。

できるかぎり柔軟な対応をさせていただいて、お客さまに喜んでもらえるのが我々の使命であり喜びです。


記) アークサン代表 山口

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イベントパフォーマーズではお客さまに安心で確実に盛り上がるパフォーマンスをご提供いたします。お気軽にご相談ください。

合同会社イベントパフォーマーズ公式ページ

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