本記事はiMac2019の初期不良による動作遅延(動作が非常に重たい)の原因と修理の結果を記載したものです。
まずうちで使用しているiMac2019のスペックはこちら
「27インチ、メモリ64GB、SSD512GB、Radeon570」
これは友人から格安で譲ってもらったiMac2019である。iMac2019の27インチの中でもそこそこのランクのもの(定価で35〜40万円程度)。このマシン、通常の作業ではそれなりに快適なものの、4K動画の通常再生や動画編集(Premire Pro)になると処理が異常に重たくなるというトラブルを抱えていた。
幸運にもApple Careに入っていたためサポートの担当者と電話で相談をした上で修理に出した。
結果として、無料で無事に治ったのでもし同じ症状で悩んでいる方の参考になればと思い今回の記事を掲載する。
【目次】
- 背景
- iMac2019動作不良の症状
- 修理の手配
- 修理を終えて
- おまけ動画
- まとめ
- LEDパフォーマンスの宣伝
1. 背景
このブログはLEDパフォーマンスのアークサンの活動紹介をはじめ、その他パフォーマンスの依頼を考えている方の助けになればと執筆しているものです。またパフォーマーの役にたつ情報も時々発信してます。
(最近ではLEDパフォーマンスとファイヤーパフォーマンスの需要が多くこれらの記事が多い傾向にあり)
さて本記事の本題に入ると、近年ではステージや本番の記録用の映像撮影に使っているビデオカメラやGoProなどで4Kを扱う機会がとても増えてきた。
以前、使用していたiMac2015(27インチ、core i5、メモリ32GB)では4Kの動画編集がなんとかできるものの、処理の遅延が多くクオリティーアップには限界を感じていたので新しいiMac2019に乗り換えることにした。
iMac2015の4K動画編集の実力に関する記事はこちら
2.iMac2019動作不良の症状
まずはiMac2019で通常の操作、たとえばwebを立ち上げたり軽いアプリを操作する分には問題なく動いていた。さすがSSDと言ったところでサクサクという表現がぴったりくる快適さ。
続いて、少し重たいアプリ(adobe系のもの)の立ち上げや4Kの動画を再生、編集すると途端に異常なほどの動作の遅延が発生する。
iMac2015で作成したPremiere Proの動画編集プロジェクトを開いても、とても最新のPCとは思えないほどの動作の重たさ。明らかにiMac2015よりも処理が遅い。
Appleサポートに電話で相談すると、OSを入れ直して問題を切り分けましょうとのこと。OSを最新のものに入れなおして、再度の動作確認をトライしてみたが症状は一向に変わらず。
Time Machineの復元が悪さをしているのでは?との助言もありMac OSユーティリティー画面からTime Machineの復元をせずにOSだけを入れた初期状態でもやはり同じ症状。
ここまでのPCの症状を、Appleサポートの電話越しに指示を受けながら確認。それでも一向に改善の兆しが見えず「本体を修理に出しましょうか」と話はまとまった。
※以前友人がAppleサポートに電話したときは「PCスペックによるものです」と電話口で一蹴されたそうだが、今回は比較対象(iMac2015)があったため話が早かった。
3.修理の手配
電話で修理をお願いした後の手続きはとても早かった。慣れた雰囲気で引き取りの日程の候補日をあげてもらい数分で手続きは完了。
宅配業者(確かヤマト)がうちにiMacを取りに来たのは件の電話からわずか2日後。
ケースには厚木と書いてある。これからiMac2019の大阪〜神奈川への旅が始まる。
4.修理を終えて
修理に出したのは年の瀬も迫る12月23日ごろ。修理には長ければ1週間ほどかかる可能性があると担当者から聞いていたので、年末年始の修理工場の休みを考えると戻ってくるのは年明け1月5日〜7日ごろはになるかなと半ば諦めていた。
修理に出す際に登録しているメール宛に修理に関する事項がいろいろ記載されていているのだが、リンク先に飛ぶと今iMacがどこにいるのか(配送中、修理中、完了など)が詳しく分かる仕組みになっていた。早いもので翌朝には「修理中」の文字が表示されていた。
修理から戻ってきたのはそれから4日ほど。発送の時と同じく厳重に箱に収められていた。画面にはカバーシートも巻かれまるで新品を購入したときのようだ。
それで不具合の原因はというと
「ファンの故障」であった。
もともと購入時から初期不良だったのか、友人が使っているうちに壊れたのかは定かではないが、買った当初から動作が遅かったと言っていたのでおそらく前者。
思い返せば、うちに届いてからもこのiMacはとても静かだった。動画編集など処理が重くレインボーがクルクル回ったり、カクついているときもファンが回る音は一度も聞いていない。
CPUに負荷がかかる → 熱を持つ → 通常作業でも処理が異常に遅い → CPU冷める → (以下ループ)
なのでファンが回らない程度の軽い処理では快適に動いていたようだ。
5. おまけ(動画)
無事に修理から戻ってきたのでiMac2019で4Kの動画を編集して、FHD(フルハイビジョン)で出力した物をYoutubeにUPしたので興味があったらぜひ見て欲しい。
iMac2015からの買い替えで、4K編集の性能としては概ね満足といったところ。
AdobeのPremire Proで編集しているが、プレビュー表示も画質を落とさずにそこそこ再生できた。
ただしトランジションやエフェクトをかけて処理が重くなるところは、プレビューがカクつきやすいのでレンダリングはなるべくかけるのがベター。特に「エコー」をかけたところはレンダリング必須であった。
6. まとめ
- iMac2019は修理前、軽い処理では快適に動いていた
- 少し負荷がかかると異常に処理が遅くなる
- Appleサポート電話ではOS再インストール程度の動作確認
- 宅配は厳重な箱とクッションに守られて翌朝には工場へ
- 動作不良の原因は「ファンの故障」
- apple care加入で無料修理
7.LEDパフォーマンスの宣伝
アークサンではすべて電源を必要としないバッテリー式のLEDアイテムと機材のみで『高輝度』の光を操るエンターテイメントをご用意しております。映像の中では、動画編集による明るさの加工ではなく、通常のカメラ設定でも「白飛び」するほどの眩しい輝度を有しています。
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記)アークサン代表山口 (プロフィール@jugglercocoa)
イベントパフォーマーズではお客さまに安心で確実に盛り上がるパフォーマンスをご提案いたします。LEDパフォーマンス、ファイヤーパフォーマンスともにお気軽にご相談ください。
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