「控え室は必要ですか?」
「大部屋で他の演者さんと共用でも大丈夫ですか?」
こちらも打合せの際によくいただく質問のひとつです。結論から言うと、最低限の休憩スペースや着替える場所さえあれば大丈夫です!
ですが本音を申し上げると、個室の控え室があるととっても嬉しいです。どんな時に控え室があると嬉しかったり、逆になくても大丈夫なのかご紹介していきます。
こんにちは。昔は夜中に車で向かいそのまま車内で寝て、翌朝車で衣装に着替えてパフォーマンスなんてこともよくありました。イベントパフォーマーズ代表窓口の山口こと、山口です。
控え室について、個人的には依頼主さんにお任せすることが多いです。たまに「こんな豪勢な控え室でいいの?」ってビックリするような時もあれば(高級ホテルの部屋とか)、6畳くらいの物置みたいな部屋のときもありました。大部屋で他の団体や芸人さんと一緒になることもあります。
一概には言えませんが、ご依頼のランク(や予算)が上がると控え室が豪華になる傾向があります。が、本題からちょっと離れるのでこの話は別の機会に置いておきましょう。
それでは控え室の使い方を大まかにわけると
- ショーの合間の休憩や食事
- 着替えやメイク
- 荷物置き場
- ウォーミングアップ
- マジックなどの仕込み、バルーン作成
となります。
例えばショーまでの待ち時間が長かったり、女性のパフォーマーなどの場合は控え室をこちらからお願いすることもあります。衣装に着替えたりメイクしたり。控え室に姿見やメイク用の鏡があるととても重宝します。マジシャンやバルーンパフォーマーだと、ネタの仕込みや準備がいりますね。
そして控え室にお菓子やお茶など置いてあると依頼主さんの、パフォーマーへの期待と愛を感じます。(いや、何もなくても全然かまわないんですよ。汗)
控え室なしのケース
逆に言うと、これらのものが必要ない場合は控え室なしでも大丈夫ということになります。たとえば、カバンひとつで現地に到着してショーは1回、衣装は上に着るだけ、貴重品もショーで使うカバンにいれておく、待機時間も短い。という状況なら控え室はなくても問題ありません。
そういえば私も駆け出しのころですが、トイレで着替えたりしたこともありました。
貴重品
パフォーマー向けの注意点。 貴重品はできる限りパフォーマンス用のカバンにいれておくのが理想です。控え室にカギがあれば問題はありませんが、そうでないときはショーのときも出来るかぎり手元にあるほうが安心です。先輩の芸人さんですが昔大きなお祭りに出演した際に誰でも入れる控え室でサイフとギャラ(このときはショーの前に受け取った)を盗まれて大赤字で帰ってきたと聞いたことがあります。みなさん気を付けましょう。
まとめると
- 控え室は演者によっては必要(女性、マジシャン、バルーンショーなど)
- なくても対応できる(特に男性や大道芸人など)
- 着替える程度のスペースや鏡があれば有難い
- 控え室が豪華だと顔には出さないが嬉しい