まずはこちらの動画。
2018年現在。動画編集するにはまだまだ一般のパソコンでは処理が重たいと言われる4K動画。
LEDパフォーマンスを撮るために購入したビデオカメラ数台で4Kを扱えるものが増えたので4K編集トライしてみました。
結果はiMac (Late2015)でもギリギリ編集できる。という結果に。
ちなみにこちらが本機での4K編集画面。5台カメラ映像を細かく切り替える編集をしています。
パソコンスペックは?
まずは今回使ったiMacのスペック
・iMac (Late2015) 27インチディスプレイ
・CPU core i5 3.3Ghz
・メモリ 32GB
・ハードディスク 1TB (フュージョンドライブ)
ただし動画データはUSB3.0の外付けHD内
・動画編集ソフト Premiere Pro CC
2015年当時の「iMac(2015)27型モニタ」のラインナップからみると、追加オプション全部盛りではないものの、そこそこのスペック。
これにメモリだけあとから自分で差し換えて32GBまであげてます。(iRAM社の8GBを4枚)
iMacの動画編集能力は?
まず、フルハイビジョン(HD)画質なら動画を例えば3~4層ほど重ねてみたりトランジション入れたりしても特に問題なくサクサク編集できます。
次に気になる4K編集はというと、
・2~3層重ねるとほぼ処理落ち
・トランジションも処理落ち
といった具合。CPUあるいはメモリの処理が落ち着いてるときはプレビュー再生ボタン押しても数秒固まったり、カクカクしたりすることもしばしば。調子が良いときはしばらくプレビューがスムーズに見れることもときどき。
ちなみに、プレビュー画面の画質をフル画質から1/2や1/4まで下げておくとすこしはマシになるといった具合です。
では、どうすれば4Kが編集できるかというと
・レイヤーは重ねない(重ねても2層程度)
・トランジションのプレビューは諦める
・プレビュー再生など処理が重いときは根気よく数秒は待つ
・撮影時にfpsを60以下にしておく
iMacで4Kは実用的か?
結論としてはアマチュア、ハイアマチュアが趣味や仕事で使うならギリギリ使えるかなといったところ。
動画を毎日編集するユーチューバーや動画を専門に仕事にしてる人にはちょっと無理があると思います。
あとメモリは32GBいれたけど、24GB(最初の8GBに8+8GBを自分で追加)でも そんなに変わらないようにみえます。16GBでギリギリ動くかどうかだと思います。
欲をいえば?
・i5 → i7
・フュージョンドライブ → SSD
ここまで上げて、多少はマシにはなりそうですが、それでも限界はあると思います。現在のiMacではあとからメモリ以外の増設ができないのでこれから購入するひとはあとで後悔しないように予算のなかでできる限りスペックを上げておきましょう!
Macで動画を専門で扱うためにはお値段60万円~のiMac Proが必須です。
最後に
今回の検証でiMac2015でもそれなりに4K編集できることが分かったので次にiMac pro購入するまではこのマシンで頑張ってみようと思います。4K動画の編集以外の作業はホント快適に使えています。
illustrater、photoshop、premiere proなどいろいろ立ち上げてもサクサク動いてます。
さて、冒頭のyoutube映像は4Kで撮影したものをyoutube用のH246 FHD1080サイズに変換したもの。かなり頑張ればこれくらいの編集ができそうです。
記)山口
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