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世界初のLED電子和太鼓(TAIKO-1)のご紹介

アークサンが独自に開発したLED装飾の和太鼓がついに登場です!

日本国内だけでなく、おそらく世界でも初といって過言ではないLED仕様の電子和太鼓を映像と共にご紹介します。

イベントパフォーマーズでは光を操るパフォーマンスのプロチーム「アークサン」の運営をはじめ、テレビ出演、一流ホテルでのディナーショー、豪華客船、有名アーティストの大規模ライブ、国体オープニングや1万人規模の記念式典などの大きなイベントでの多数の出演実績があります。

1. LED和太鼓の新作映像

新作のLEDの和太鼓。その完成版がこちらです。(映像30秒)

LED和太鼓

ひらひらのついたLEDの扇子(ファンベール)と合わせた演出で、和風の音楽や演出にとても相性の良いアイテムとなっています。

この和太鼓、光るだけでなく他にも凄い機能があり、なんと様々な太鼓の音を出すことができます。大太鼓から小太鼓、電子ドラム、カネの音など何十種類もプリセットされています。さらに独自の音源データもUSBで取り込むことができる優れものです。

これをLED改造した電子和太鼓ですが、2023年10月現在でインターネットやSNS等でLEDの和太鼓を探しても見つからないため、世界初のLED電子和太鼓と言っても過言ではないかと思います。

今回のLED仕様は単色ではなく、光が流れるLEDを採用しています。そのため、複雑な光のプログラムをプログラミングでき、とても色鮮やかで派手な演出となります。

同様にバチも光が流れるLEDバチとなっており、加えてバチを大きく振り回すとグラフィックポイのように残光による様々な模様を出すことができるのです。

2. 電子和太鼓とは

この電子和太鼓のTAIKO-1は、ちょうどコロナ禍でもある2020年頃にローランド株式会社が開発した「世界初の”担ぎ桶”スタイル」の和太鼓です。

「1台でいろんな和太鼓が叩ける」「気軽に持ち運べる」をコンセプトとしており、エンターテインメントな舞台に相応しい楽器となっています。

アークサンがこのTAIKO-1を採用したのには理由があります。和太鼓の音色と響きはとても素敵なのですが、これをホテルの会場などで打ち鳴らすと、他の部屋に振動が伝わってしまい、お客様から苦情が出てしまうことが度々問題になるそうです。この電子和太鼓なら、振動がなく、遠隔で音響卓に繋いだスピーカーから太鼓の音を出せるため、ボリュームの調整も自由自在です。

そして、様々な音が出る近未来的な和太鼓とLEDとの相性が非常に良いことが導入の決め手となりました。

太鼓本体+周辺機器を合わせると17〜18万円、さらにLED改造を施しているため、かなり高価な機材になりますが、お客様からの問い合わせも増えておりこれからの活躍が楽しみです。

3. 制作の裏側

アークサンでは、2023年の頭にこの和太鼓をすでに導入しており、LED化を視野に入れてテストに取り組んできました。しかし「衝撃、振動、耐久性」など課題が多く、実用レベルに耐えうるLED実装の実現には多くの失敗と試作を繰り返しました。

さらに輝度が高くて超軽量なLEDや、強力なバッテリーの採用など構造を一から検討し、ようやく実用段階まで辿り着いたのが今回のLED電子和太鼓となります。

もちろん、この太鼓のLEDもプログラム式で音楽との連動によるオリジナルの光のパフォーマンス演出が可能です。

4.本番フル映像

まずはLED和太鼓とLEDファンベールの演目(2分)です。

この扇子にひらひらとした羽をつけたファンベールというアイテムもアークサン独自に制作した1点モノです。

LED和太鼓とLEDファンベールの演目 (2分)

こちらは、上の演目を含めたアークサンの20分屋外ステージです。岐阜県の養老公園県営化100周年記念イベントに呼んでいただきました。

アークサンLED出演の養老公園県営化100周年記念イベント

5.まとめ(アークサン演出の特徴)

アークサンではすべて電源を必要としないバッテリー式のLEDアイテムと機材のみで『高輝度』の光を操るエンターテイメントをご用意しております。映像の中では、動画の編集による明るさの加工ではなく、通常のカメラ設定ではどれも「白飛び」するほどの眩しい輝度を有しています。

舞台上の設備や電源は不要、かつすばやく撤収できる機動力は転換時間が限られたタイムテーブルの中でもお客様にご満足いただける演出となっております。

機材は全てバッテリー式のため、電源などの配線準備が不要で、舞台上の「準備・片付け」ともに非常にスムーズです。

(特にイベント業者さま・クライアントさまにもとても好評です)

安全かつ完成度の高いLEDパフォーマンスを幅広いお客様のニーズに合わせてご提供させていただいております。「企業パーティー」や「式典のオープニングアクト」「インバウンド向け演出」などお気軽にお問い合わせください。


記)アークサン代表 山口 (@arksun_led)

イベントパフォーマーズではお客さまに安心で確実に盛り上がるパフォーマンスをご提案いたします。LEDパフォーマンス、ファイヤーパフォーマンスともにお気軽にご相談ください。

「イベントパフォーマーズ」公式ページリンク

(※24時間できる限り迅速にご対応いたします。)

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    LED傘回しのご紹介

    アークサンが独自に開発したLEDの傘回しがついに登場です!

    日本国内だけでなく、おそらく世界でも初といって過言ではないLEDの傘回しを映像と共にご紹介します。

    イベントパフォーマーズでは光を操るパフォーマンスのプロチーム「アークサン」の運営をはじめ、テレビ出演、一流ホテルでのディナーショー、豪華客船、有名アーティストの大規模ライブ、国体オープニングや1万人規模の記念式典などの大きなイベントでの多数の出演実績があります。

    【目次】

    1. LED傘回しの新作映像
    2. 制作の裏側
    3. 傘回し入門の動画
    4. 傘回し入門の記事
    5. まとめ(アークサン演出の特徴)

    1. LED傘回しの新作映像

    新作のLEDの傘回し。その完成版がこちらです。

    傘回しといえば、お正月によくみる大変おめでたい芸。

    和傘(番傘)の上で鞠(まり)や枡(ます)などを回す日本に昔からある有名な伝統芸能です。一見すると簡単そうな芸に見えますが、実際にやってみると見た目以上に難しく、非常に繊細なバランス感覚が必要な芸となっております。

    そして、今回使用するのは巨大な傘「野点傘」です。日本でも数人しかできる人がいないと言われているこの「野点傘」を使った傘回しで、なんとLEDで眩しく光る玉を回そうという初の試みです。

    インターネットやSNS等でLEDの傘回しを探しても見つからなかったので、世界初のLED傘回しと言っても過言ではないかと思います。

    2. 制作の裏側

    2020年にはこの野点傘の傘回しを実践しており、LED化も視野に入れておりました。しかし、繊細な傘の上に載せられるのは、非常に軽い玉のみ。試作品を作っては壊れてを繰り返しました。

    輝度が高くて、超軽量なLEDやバッテリー、球の構造を一から検討し直してようやく実用段階まで辿り着いたのが今回のLED傘回しとなります。

    今回のLEDアイテムもプログラム式で音楽との連動によるオリジナルのパフォーマンスが可能です。

    3.傘回しの入門動画

    稽古を初めて3日で傘回しができるようになる! 傘回し初心者のためのyoutubeに公開している入門ビデオです。STEP1から9まで順番に進めていくことで、頭の上で傘を回せるようになります。

    1. 傘の上で前後にバランス
    2. 1マスずつ進みます
    3. ちょっと回して止める
    4. 右手を左右にふる
    5. 顔の高さで回す
    6. 頭の上に持ち上げる
    7. 頭の上で傘を一回転
    8. 回しながら持ち上げる
    9. 乱回し
    傘回し入門動画

    4.傘回し入門の記事

    傘回しを始めてみたい方は上記の動画と合わせて、こちらのブログ記事もご覧ください。傘の購入先や、回す鞠(まり)、誰でもできる簡単な始め方などを紹介しています。

    5.まとめ(アークサン演出の特徴)

    アークサンではすべて電源を必要としないバッテリー式のLEDアイテムと機材のみで『高輝度』の光を操るエンターテイメントをご用意しております。映像の中では、動画の編集による明るさの加工ではなく、通常のカメラ設定ではどれも「白飛び」するほどの眩しい輝度を有しています。

    舞台上の設備や電源は不要、かつすばやく撤収できる機動力は転換時間が限られたタイムテーブルの中でもお客様にご満足いただける演出となっております。

    機材は全てバッテリー式のため、電源などの配線準備が不要で、舞台上の「準備・片付け」ともに非常にスムーズです。

    (特にイベント業者さま・クライアントさまにもとても好評です)

    安全かつ完成度の高いLEDパフォーマンスを幅広いお客様のニーズに合わせてご提供させていただいております。「企業パーティー」や「式典のオープニングアクト」「インバウンド向け演出」などお気軽にお問い合わせください。


    記)アークサン代表 山口 (@arksun_led)

    イベントパフォーマーズではお客さまに安心で確実に盛り上がるパフォーマンスをご提案いたします。LEDパフォーマンス、ファイヤーパフォーマンスともにお気軽にご相談ください。

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    【関連記事】

      野点傘 / 傘回し(大サイズ) デモ演技の動画

      今回は新たな演出として、野点傘を使った巨大な傘回し演出のご紹介です。大きいステージでもとても見栄えの良いパフォーマンスでお客様に楽しんでいただける演出となっていおります。

      傘回しにご興味がある方は、本ブログでも特に人気記事の「3日でマスター傘回し入門」の記事もご覧ください。

      導入編

      【目次】

      1. 野点傘の傘回し映像
      2. パフォーマンス映像
      3. アークサンの強み
      イベントパフォーマーズでは光を操るパフォーマンスのプロチーム「アークサン」の運営をはじめ、テレビ出演、一流ホテルでのディナーショー、豪華客船、有名アーティストの大規模ライブ、国体オープニングや1万人規模の記念式典など数々の大きなイベントでの出演実績があります。

      1.野点傘の傘回しのデモ演技の動画

      big_umbrella_twirling_performance2
      big_umbrella_twirling_performance2

      まずはこちらの映像をご覧ください (1分30秒)

      野点傘 / 傘回し(大サイズ) デモ演技 Big Umbrella Twirling Performance/ArkSun

      野点傘は直径3mの最大のものを採用しており、大人が4〜6人ほど収まるほどの巨大サイズ。この傘を片手で操るのは至難の技です。(主に利き腕の反対の左手で重さを支えています)

      さらに傘の上で回している玉(提灯)のサイズも30cmほどありとても迫力のあるパフォーマンスに仕上がっています。

      少しマニアックな話ですが、通常のよく見かける傘回しは絹傘という生地がすこし半透明のものを使用しています。そのため、下から演者が玉を生地越しに覗けるようになっています。

      この野点傘は丈夫な紙を張っているため下から玉を目視できず、うっすらと映る玉の影と、手に伝わる感覚だけで玉を操っています。

      2. ステージパフォーマンスのご提案

      big_umbrella_twirling_performance1
      big_umbrella_twirling_performance1

      アークサンでは様々なステージでのパフォーマンス演出を得意としています。ショーの演技時間はイベントによって異なりますが、短いと4分から長いと60分を超える単独ショーをこなすこともあります。

      屋内では主にLEDパフォーマンスによる演目がメインですが、場面転換や演目の合間にジャグリングや大道芸、マジックなど様々なパフォーマンスでお客様に楽しんでいただけるよう日々工夫を重ねています。

      ステージは数百人規模の場合も多く、後ろの方のお客様にも楽しんでいただけるように出来る限り大きくて派手な演出を数多く取り入れてます。

      3.アークサンの強み

      近年ではLEDパフォーマンスのご要望を多くいただいておりますが、通常のステージパフォーマンスを取り入れることで、お客様により楽しんでいただいております。

      LEDは高輝度なものだけを使用しており、そのほとんどがアークサンで制作・開発しているため、唯一無二の演出が可能。

      舞台上の設備や電源が不要、かつすばやく撤収できる機動力は転換時間が限られたステージでも十分に力を発揮できるため、クライアント様からも高い評価をいただいています。

      4.まとめ

      アークサンではすべて電源を必要としないバッテリー式のLEDアイテムと機材のみで『高輝度』の光を操るエンターテイメントをご用意しております。映像の中では、動画の編集による明るさの加工ではなく、通常のカメラ設定ではどれも「白飛び」するほどの眩しい輝度を有しています。

      big_umbrella_twirling_performance3
      big_umbrella_twirling_performance3

      機材は全てバッテリー式のため、電源などの配線準備が不要で、舞台上の「準備・片付け」ともに非常にスムーズです。

      (特にイベント業者さま・クライアントさまにもとても好評です)

      安全かつ完成度の高いLEDパフォーマンスを幅広いお客様のニーズに合わせてご提供させていただいております。「企業パーティー」や「式典のオープニングアクト」「インバウンド向け演出」などお気軽にお問い合わせください。


      記)アークサン代表 山口 (@jugglercocoa)

      イベントパフォーマーズではお客さまに安心で確実に盛り上がるパフォーマンスを最高のコストパフォーマンスでご提案いたします。LEDパフォーマンス、ファイヤーパフォーマンスともにお気軽にご相談ください。

      アークサン公式web

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      【関連記事】

        【和芸動画(京都)】お正月和芸パフォーマンスハイライト

        まずはこちらの本場ハイライト映像です。

        和芸大道芸2019本番ハイライト

        2019年1月にお正月イベントとして京都の商業施設阪急ミュー桂にてパフォーマンスした際のものです。

        「傘回し、皿回し、お手玉、太鼓、和の舞、バランス芸」など和芸メインのショー構成で30分させていただきました。

        本番後に記念撮影(山口、ダンサー晶叶)
        会場で作っていただいたアークサンの大きな看板 (旧Ark=Lux)

        イベントパフォーマーズではLEDパフォーマンス、和芸、大道芸、ジャグリング 、ファイヤーパフォーマンス、ピエロなどお客様のご要望にあわせて幅広いエンターテイメントを提供いたします。

        お客さまに安心で確実に盛り上がるパフォーマンスをご提案いたします。お気軽にご相談ください。

        「合同会社イベントパフォーマーズ」公式ページリンク

        (※24時間できる限りご対応いたします。)

        ・最新のアイテムを用いたLEDパフォーマンス

        アークサン公式HPはこちら

        http://event-performance.net/arksun/

        ・アークルクス本番写真と資料一覧 (google photo)

        https://photos.app.goo.gl/q3f7xPMSXXYZcBM79


        記)アークサン代表山口 (プロフィール@arksun_led)

        wasou-profile-01

          【動画】最短3日でマスター傘回し入門

          【目次】

          1. レッスン動画
          2. 【導入偏】のブログ記事
          3. レッスン動画の解説
          4. まとめ

          1.レッスン動画

          傘回し入門の第2回目。インターネットでは初心者に向けた、入門用の写真や動画でやり方を解説しているものがなかったので作りました。

          まずは下のレッスン動画をご覧下さい。(3分30秒)

          「3日でマスター傘回し入門」の動画

          【レッスン動画の内容】

          1. Step.1 傘の上で前後にバランス
          2. Step.2 「1マス」ずつ進みます
          3. Step.3 ちょっと回して止める
          4. Step.4 右手を左右にふる
          5. Step.5 顔の高さで回す
          6. Step.6 頭の上に持ち上げる
          7. Step.7 頭の上で傘を一回転
          8. Step.8 回しながら持ち上げる
          9. Step.9 乱回し

          2.【導入偏】のブログ記事

          傘や玉をもっていない、何を用意したからいいか分からないひとは初回の【導入偏】のエントリーのリンクへどうぞ。

          野点傘による傘回しのご紹介はこちら(2021年)

          3.レッスン動画の解説

          傘の上で玉をバランスとる練習から始まり、すこしずつ回していき、頭の上で傘を回せるようになるまで。傘回しのやり方を映像と写真でみながら進められるようになっいます。

          映像中には簡単な説明だけコメントしているので、補足の解説はこのブログで記載していきます。

          傘回し入門-アークルクス-presents
          傘回し入門 アークサンPresents by 山口

          Step.1 傘の上で前後にバランス

          それでは「傘回し入門」本編スタートです。(Step1)

          kasamawashi-nyumon-step1a
          Step.1 傘の上で前後にバランス(1)
          kasamawashi-nyumon-step1b
          Step.1 傘の上で前後にバランス(2)
          kasamawashi-nyumon-step1c
          Step.1 傘の上で前後にバランス(3)

          まずは傘の上に玉を置いてバランスをとるところから始めましょう。玉は紙風船かスポンジボールが簡単だと思います。

          右利きの人は、左手を傘の柄の一番上を。右手を傘の柄の下のほうを軽く握ります。

          最初は傘を回さずに写真のように前後に傘を振ってバランスします。慣れるまではなかなか難しいと思います。

          写真に書いた白い補助線を見るとわかりますが、右手(柄の先端)が玉のちょうど下にくるあたりがバランスとれる位置になります。右手をうまく動かして玉の下にもっていくとうまくバランスできます。

          コツは玉が転がり始めたら玉の動きを予測して、すこし早め傾斜を逆にしてやることです。これが遅れるとあっという間に転がりすぎて傘から落ちてしまいます。

          はじめは格好悪くても、傘と玉は目線の高さがやりやすいです。


          Step.2 1マスずつ進みます

          kasamawashi-nyumon-step2b
          Step.2 1マスずつ進みます

          いよいよ傘を回します。まずは1マスだけ玉を回してみましょう。(1マス : 傘の骨と骨の1幅)

          上の写真だと、玉を右に転がします。傘をちょっとだけ右に傾けてやる(右手を左手上に動かす)と玉は転がるので、すぐに戻して1マスだけ転がします。

          傘と玉を元の位置(顔の正面)に戻してまた1マス転がす。を繰り返します。Step1の前後の転がりもバランスをとりながら行います。

          傘を一瞬すばやく回すことでも同じように転がせます。

          ※顔や目に傘のフチをあてないように注意!


          Step.3 ちょっと回して止める

          kasamawashi-nyumon-step3
          Step.3 ちょっと回して止める

          Step2の続きです。今度は数マス(2~5マス)程度転がしてみましょう。またゆっくり元の位置に戻します。

          左手と右手を交互に使って傘に回転を与えます。

          傘を傾けて転がした場合は玉は自分から前のほうへどんどん転がっていきます。徐々に傘の回転だけで玉を転がせれるようにしていきましょう。


          Step.4 右手を左右にふる

          kasamawashi-nyumon-step4
          Step.4 右手を左右にふる

          Step1では前後のバランスの練習でしたが、次は傘をわざと左右に振って玉の左右のバランスをとる練習です。

          写真を見てのとおり、右手は円を描くような動きで左右に振ります。

          なるべく左手の位置は固定できるようになるのが目標です(映像ではまだ左手もたくさん動いてしまっています)


          Step.5 顔の高さで回す

          kasamawashi-nyumon-step45
          Step.5 顔の高さで回す

          ここまでのStep1~4で「玉の回転スタート、前後左右のバランス」は分かったと思います。

          それでは傘を回し続けてみましょう。

          始めのうちは玉を落とさないようにあちこち動き回りながらバランスを取ることになります。

          ここまできたら回しながらバランスをとれるようにひたすら練習あるのみです。

          早い人だと1日ですこし玉を回せるくらいにはなると思います。


          Step.6 頭の上に持ち上げる

          kasamawashi-nyumon-step6
          Step.6 頭の上に持ち上げる

          いよいよ傘を頭の上に持ち上げます!傘回しの完成形に近づいてきました。

          まだこの段階では頭の上で傘を回すのは難しいと思います。まずは基本から。Step1でやったことと同じように前後のバランスをとる練習です。

          動画では省略していますが、頭の上でもStep1~Step5の基本は同じです。

          練習していてうまくいかないようになってきたら前のStepに戻ってみましょう。基本が大事です。

          腕を挙げた状態が続くので、肩などがだんだん痛くなってくると思います。休憩をいれながら頑張って下さい。

          翌日は軽い筋肉痛がくるかもしれませんが、2~3日続けるうちに身体が慣れてきます。


          Step.7 頭の上で傘を一回転

          kasamawashi-nyumon-step7
          Step.7 頭の上で傘を一回転

          頭のうえでStep6(Step1~5)ができるようになってきたら、もうひとつ新しいバランスの練習してみましょう。

          玉の位置と右手の位置はそのままで、左手をぐるっと一周回します。

          傘がどこの方向を向いていても傘と玉の位置関係は同じということが分かります。

          このとき左手と右手は傘を軽く掴む程度がやりやすいです。ギュッと握ってしまうと傘を360度回せなくなります。

          はじめはゆっくりと回してみます。

          左手が「右→前→左→手前(頭の上)→右」とぐるっと一周します。特に左や手前にきたときの玉のバランスをとるのはかなり難しいです。これは普段日常では使わない身体の動きや持ち方だからです。繰り返し練習して身体で覚えましょう。

          それぞれの位置でStep1のバランスができるようになると、かなり自由に玉を操れるようになります。


          Step.8 回しながら持ち上げる

          kasamawashi-nyumon-step8
          Step.8 回しながら持ち上げる

          それでは傘を回しながら、持ち上げてみましょう。

          はじめのうちは動き回ってでも、玉が落ちないように頑張りましょう。

          ここまで早ければ1~3日くらいで到達できると思います。


          Step.9 乱回し

          kasamawashi-nyumon-step9
          Step.9 乱回し

          いよいよ技にはいります。「乱回し」というものです。

          映像の通りなのですが、玉の位置は(なるべく)そのままで傘を一周回します。

          このとき玉は回転した状態で傘は回さずに(あるいはすこしだけ指で回しながから)玉のまわりをぐるっと一周します。

          ざっくり言うと「Step7+玉の回転」が乱回しです。

          私は乱回しを1回まわせるようなるまで約3日かかりました。

          ちなみに乱回しを10回続けて回せるようになるまでの期間は約22日(実質稼働日約10日 : 20時間くらい?)でした。


          Step.10 おまけ

          • リング回し
          • 枡(マス)回し
          • 傘を手の周りで一回転

          玉を回せるようになったらリングやマスにも挑戦してみましょう!

          kasamawashi-nyumon-ring
          傘の上でリング回し
          kasamawashi-nyumon-masu
          傘の上で枡(マス)回し
          kasamawashi-nyumon-flourish
          傘を手の周りで一回転

          4.まとめ

          誰もが見たことあるけど、始め方がわからなかった傘回し。この機会にぜひチャレンジしてみてください。

          いつかこれを見て傘回しを覚えた人とお会いできる日を楽しみにしています。コメントもお待ちしています。


          記)アークサン代表山口 (プロフィール@arksun_led)

          wasou-profile-01

          イベントパフォーマーズではお客さまに安心で確実に盛り上がるパフォーマンスをご提案いたします。お気軽にご相談ください。

          「合同会社イベントパフォーマーズ」公式ページリンク

          (※24時間できる限りご対応いたします。)

          ・和芸とLEDパフォーマンスのアークサン公式HPはこちら

          http://event-performance.net/arksun/

          ・アークサン本番写真と資料一覧 (google photo)

          https://photos.app.goo.gl/q3f7xPMSXXYZcBM79

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            【導入編】最短3日でマスター傘回し入門

            kasamawashi-01
            和装と傘回し(背景はステージプロジェクションマッピング)

            【目次】

            1. はじめに
            2. 傘回しとは(映像あり)
            3. 最初に用意するもの「和傘と玉」

            1.はじめに

            「傘回しできますか?」

            コトの始まりは11月のはじめ。一本の電話から始まります。いつもお世話になっているイベント業者さんからお正月イベントの問合せがありました。

            「もちろん出来ますよ」

            勢いよく返事をした手前、もう後には引けません。そういえば、危険物取り扱い資格のときも同じパターンでした。そんなこんなでさっそく傘回しの情報収集と稽古がはじまりました。

            2.傘回しとは(映像あり)

            さてお正月の和芸といえば一番有名なのが傘回し。その名のとおり傘を回してその上で玉や枡(マス)などをカラカラと回す伝統的な和芸です。

            今回のエントリーでは傘回しのやり方について私が実際の経験のなかで得たやり方やコツなどご紹介していきます。

            この映像は傘回し初心者の筆者が3日間の試行錯誤と個人練習を経て4日目にいきなりステージ本番で観客の前で傘回しを披露したときの映像です。

            14cm(120g)の鞠を回しています。「乱回し」という傘をぐるっと回す技を最後に繰り出して成功。ここまでの練習時間はだいたい8時間を越える(1日2~3時間)くらい。

            ミスもなく本番一発で成功したので、とりあえず人前で最低限見せれるレベルにはなったと思います。


            ということで改めまして始まりましたパフォーマンスの紹介ブログ。

            今回は傘回しの習得への道のりをご紹介します。筆者が傘回しを習得するまでの準備や練習方法をお届けします。次回の記事でレクチャー動画を加えてご紹介していきますのでもう少しお付き合いください。

            この傘回しの芸、実は見た目のイメージからは想像もつかないくらい、とっても繊細なバランス感覚と傘をブレずに回すテクニックが必要な芸です。

            3.最初に用意するもの「和傘と玉」

            1. 和傘
            2. 軽くて丸い玉

            ほとんどの人が、どちらもすぐ手元にないと思います。

            3-1.和傘を手に入れる

            和傘は和紙を貼ってるものがキレイな模様が多く、ついつい欲しくなります。しかし絹製のほうが丈夫で、しかも裏から(下から)玉が透けて見えるという最大のメリットがあります。なので傘回しには断然、絹製をオススメします。

            例えばこちらのサイトなどから傘を購入しましょう。

            和傘専門webショップ「恭雅(きょうが)

            絹製の4,000~8,000円くらいのものが良いと思います。

            3-2.傘の上で回すアイテムを手に入れる

            初級
            • 紙ふうせん
            • 丸いスポンジボール
            • 軽くて丸いゴムボール
            • 手鞠(マリ)
            中級〜上級
            • リング
            • 枡(マス)

            上から順番にだんだん難しくなっていきます。私は最初の紙ふうせんはやらずに、スポンジボールからスタートしました。いきなりゴムボールや手鞠からスタートでも良いと思います。

            和傘というのはこれまた繊細なもので傘の骨の部分(竹?)はあまり頑丈ではありません。

            なので玉が重いと、すぐに傘が折れて壊れてしまいます。

            玉の重さの目安ですがだいたい50~150gくらいの軽ものを探してください。例えば子供用のゴムボールや鞠など。傘の強度にもよりますが、重さが200g~300gを越えるとかなり厳しいかな、といった感じです。

            玉のサイズは10~15cm程度のものが傘とバランスが良さそうです。

            mari-masu-ball-for-kasamawashi
            右から、傘回しに使う手鞠(てまり)と枡(マス)とゴムボール
            masu-on-kasamawashi
            ホテルステージの本番で傘の上で枡(マス)を回しているところ

            道具が揃ったところで次回からレクチャースタート。写真や動画を見ながら一緒に進めてていきましょう!

            次の記事はこちら。

            野点傘(大サイズ)による傘回しのご紹介はこちら(2021年)


            記)アークサン代表 山口 (@arksun_led)

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